ナイキから発売されたキャラクターコラボスニーカーをまとめてみました!それとは別にプレステコラボもあります。

こんにちは!今回は、アトモスにて抽選販売された注目の一足、「NIKE AIR FOAMPOSITE ONE」鉄拳コラボモデルをご紹介します。このモデルは、ゲームファンはもちろん、スニーカーファンにも強く響くデザインで、大きな話題となっています。

さらに、過去に発売された日本を代表するキャラクターとのコラボスニーカーや、今回登場した鉄拳にゆかりのある他のコラボモデルについても触れながら、今回の鉄拳コラボがどれほど入手困難なのか、そのハードルについて考察していきます。入手難易度や購入ルートについても詳しく解説しますので、最後までお楽しみください!

鉄拳8とNIKEのコラボスニーカー

今回発売されるスニーカーは、ナイキの「AIR FOAMPOSITE ONE」をベースに、鉄拳のキャラクターである風間仁をイメージした一足です。通常の「AIR FOAMPOSITE ONE」には使用されていないリフレクティブ素材を採用しており、特別感と高級感を併せ持つ仕上がりとなっています。スニーカーズラボが行った事前アンケートでは、集計期間が短かったにもかかわらず、多くの回答が寄せられ、注目度の高さが際立っていました。

しかし、実際に購入すると答えた方は全体の約10%にとどまっています。その背景には、「鉄拳ファンが本当に購入するのか?」という疑問や、定価が35,750円と高額である点が影響しているようです。2022年に発売されたシュプリームと鉄拳のコラボアイテムの一部は、定価を下回る価格で取引されている現状もあり、ゲームファンが必ずしもファッションアイテムに積極的でないことが伺えます。この点が、購買意欲に影響を与えている可能性もあるでしょう。

それでは、これまでにゲームやアニメなどのキャラクターがどのようなスニーカーとコラボしてきたのか、振り返ってみましょう。

過去に発売されたキャラクターコラボのスニーカー

まずは、国民的キャラクター「ドラえもん」とのコラボレーションをご紹介します。2020年9月に「Nike Dunk High」として登場し、定価13,200円にもかかわらず、現在では30,000円以上で取引されることが多く、特に30cmのサイズに関しては6万円以上のプレミア価格がついているほどの人気を誇っています。

デザインは非常にシンプルで、青と白を基調とし、スウッシュとシューレースは赤、シュータンにはドラえもんの首元にある鈴をイメージした黄色が使用されています。このカラーリングがまさにドラえもんを象徴しており、ファンにとってはたまらない一足となりました。

次に紹介するのは、海外でも絶大な人気を誇る「ハローキティ」とのコラボスニーカーです。2022年5月に登場したこのモデルは、エアプレストをベースにしたデザインで、アッパーにはユニバーシティブルーが採用され、ハローキティのアイコニックなグラフィックが散りばめられています。さらに、ボックス、インソール、ソールなどもすべてスペシャル仕様となっており、コレクターには見逃せない一足です。

このスニーカーの定価は16,500円とやや高めでしたが、デザインが非常に個性的で、着用シーンが限られるためか、現在では7,000円から12,000円の価格で取引されています。特に、27cm以上の大きなサイズは取引が少ない一方、25cm以下の女性サイズは1万円以上の価格で取引されており、女性人気の高さが伺えます。定価を下回る価格帯での取引が多く、比較的手に入れやすいコラボスニーカーと言えるでしょう。ハローキティの人気を反映しながらも、デザインの強いインパクトが需要に影響を与えている一足です。

3足目に紹介するのは、2002年に発売されたダンクのスケートボード仕様「SBダンク」と、『機動戦士ガンダムユニコーン』とのスペシャルコラボレーションモデルです!2010年に公開された『機動戦士ガンダムユニコーン』からインスパイアされた2モデルが登場し、ガンダムファンにとってたまらない一足となっています。

ホワイトベースのモデルは、主人公バナージ・リンクスが搭乗する「ユニコーンガンダム」、ネイビーベースのモデルはリディ・マーセナスの「バンシィ」をイメージしています。スウッシュの形状はガンダムのアンテナを再現しており、取り外し可能となっています。また、デストロイモード時のサイコフレームの輝きや、ガンダムらしいディテールが細部まで表現されています。ヒールには「ビスト財団」の紋章が刻まれており、プラモデルのようにカスタマイズできるシールが付属している点も、ガンダムファンにとっては魅力的なポイントです。

このモデルは2021年9月に定価13,200円で発売されましたが、現在では4万円以上で取引されることもあり、コレクターズアイテムとして非常に高い人気を誇っています。特に、ハローキティとのコラボとは逆に、27cm以上の男性サイズが2倍以上のプレミア価格で取引されており、男性の需要が高いことが伺えます。

ここからは「鉄拳」にゆかりのあるコラボスニーカーを見ていきましょう。

まず紹介するのは、NBAプロバスケットボール選手のポール・ジョージとPlayStationのコラボスニーカーです。ポール・ジョージは幼少期からPlayStationの熱狂的なファンで、その縁で自身のシグネチャーモデルに何度もプレイステーションの要素を取り入れています。

注目すべき一足が、2018年2月に定価14,040円で発売された「PG2 EP プレイステーション」です。このモデルは、プレイステーションの象徴的なカラーリングを各パーツに反映したデザインとなっています。シューレースホールにはコントローラーボタンを象徴するカラフルな配色が施され、光沢感のあるヒールゲージにはプレイステーションのアイコンがエンボス加工で再現されています。

最大の特徴はシュータンで、ポール・ジョージのロゴとプレイステーションのロゴがLEDで点灯するギミックを搭載し、ゲーマーの心を掴む仕様になっています。インソールには宇宙をイメージしたグラフィックが描かれ、PGロゴとプレイステーションロゴがプリントされているなど、ディテールにこだわり抜かれた一足です。

その後、2018年12月には前作と同じ定価14,040円で「Nike PG2.5 プレイステーション」が発売されました。このモデルはPG 2のアップデート版で、プレイステーションの象徴的な要素を引き続き取り入れています。左足のシュータンにはポール・ジョージのアイコン、右足にはプレイステーションのロゴが配され、ストラップやヒールには前作同様にアイコンパターンが施されています。さらに、サイドには逆向きのスウッシュがデザインされ、初代プレイステーションを彷彿とさせるグレーや青、白の3色が展開されました。

2021年5月にはPlayStation 5の発売を記念して「NIKE PG5 プレイステーション」が定価14,300円でリリースされました。PS5本体のカラーを反映したホワイトとブラックのデザインが特徴で、アッパーにはコントローラーボタンのアイコンが散りばめられ、PlayStationファンにとってたまらないディテールが詰まった一足です。このPG5は、PS5ファンとスニーカーファンの両者にとって特別なアイテムとなりました。

これらの3モデルはいずれも14,000円台の比較的手頃な価格で販売されましたが、現在ではすべてにプレミア価格がついており、定価での購入はほぼ不可能となっています。

そして、特に話題となったのが「ナイキ プレイステーション トラビススコット」のトリプルコラボ「Nike Dunk Low Travis Scott PlayStation」です。このモデルは一般販売が行われず、完全抽選制で、さらに18歳以上のアメリカ在住者のみが購入権を得られるという非常に限定的な条件で販売されました。製作されたのはわずか24足で、いわゆる「フレンズ & ファミリーモデル」として知られる超希少な一足です。日本では販売日も価格も発表されておらず、まさに幻のスニーカーです。

この「Nike Dunk Low Travis Scott PlayStation」は、国内のリセールサイトでは取引すら確認されておらず、海外のリセールサイトでは100万円以上で取引されることもありますが、その取引が本当に行われたかどうかは不明です。

このように、日本の人気キャラクターやPlayStationとのコラボスニーカーは、高いプレミア価格がつくこともあり、コレクターにとって見逃せない一足となっています。

今回の発売となる特別なスニーカーについて詳しく見ていきましょう。このモデルは、NIKEの「AIR FOAMPOSITE ONE」をベースに、人気3D対戦格闘ゲーム”鉄拳”シリーズの最新作を記念したスペシャルエディションです。ゲーム内でのメインキャラクター、風間仁をイメージしたデザインが取り入れられており、鉄拳ファンにとっては見逃せない仕上がりとなっています。

まず、アッパーにはブラックが採用され、シェル部分には風間仁を象徴する稲妻をイメージしたグラフィックが施されています。この稲妻模様には、3Mのリフレクティブ素材が使用されており、光に反射することで独特な輝きを放つのが特徴です。また、ホワイトのシェルに描かれた稲妻パターンや、メッシュのタンにはペニーロゴと鉄拳「8」のロゴがあしらわれ、デザインのこだわりが感じられます。さらに、半透明のグリーンアウトソールには“FATE”の文字が刻まれており、風間仁の運命を象徴する要素が取り入れられています。

特筆すべきは、シューボックスです。このスペシャルエディションのボックスには、『鉄拳8』のグラフィックが描かれ、親子の関係性がテーマとなっています。これは、風間仁と彼の父である三島一八との戦いを象徴するデザインで、二人の物語がスニーカーに反映されています。

この風間仁モデルは、鉄拳の世界観を忠実に再現しつつ、スニーカーファンにも響くディテールが盛り込まれており、コレクションの一部としても非常に魅力的な一足です。

スニラボとしても、このスペシャルボックスと特別仕様のフォームポジットを狙っていきますが、実際に手に入れるのは簡単ではありませんね

今回の鉄拳コラボスニーカーは、ゲームファンやスニーカーファンにとって、非常に魅力的ないっそくと言えます。風間仁をモチーフにしたデザイン、3Mリフレクティブ素材を使用した稲妻のグラフィック、そして半透明のグリーンアウトソールに刻まれた“FATE”の文字など、細部までこだわったディテールが際立っています。特に、スペシャルボックスや限定仕様はコレクターズアイテムとしての価値も高く、スニーカーヘッズにも注目されています。

定価は35,750円と高額ではありますが、現在のところアトモスのみでの販売が確定しており、販路が限られているため、競争が激しくなる可能性も。過去のキャラクターコラボスニーカーの中には、発売後にプレミア価格がついたモデルもあり、このモデルもその可能性があります。購入を検討している方は、早めのチェックをおすすめします。

今回紹介した他のコラボモデルも含め、今後も魅力的なスニーカーが続々と登場するので、引き続きスニラボで情報をお届けしていきます。それでは、次回の記事もお楽しみに!

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